以前の記事に書きましたが、加速し続けると、後方に『ブラックウォール』ができ、その向こうのことは見えなくなる?ということについて。
静止系から見ると、ブラックウォールの向こうで過去に放たれた光は、いまはもう、ブラックウォールのこちら側に来ているので、加速し続ける深宇宙探査機に届きます。
では、深宇宙探査機に絶対に何も届かない、深宇宙探査機からはその向こうが絶対に見えない、本当の『ブラックウォール』はどこにあるのでしょうか。
それは、深宇宙探査機の軌道である双曲線の漸近線になります。
漸近線の右下の領域で起きた事象は、深宇宙探査機からは見ることができません。
(静止系から見た場合です。)