柵(しがらみ)なき重力論

自由に重力論を展開します。

慣性系とは:軸の方向と原点の位置

時間座標も含む座標系としての慣性系AとA'では、速度 v というパラメータを設定し、ローレンツ変換

 t’ = \gamma×(t - v×x)
 x’ = \gamma×(x - v×t)
 y’ = y
 z’ = z  (ここで \displaystyle \gamma \equiv \frac {1}{\sqrt {1-v^2}}

で座標変換を行います。

上の式の場合、

・AとA'とで、空間の直行する3軸(x軸、y軸、z軸)の方向が一致
v はx軸方向への速度
・原点(0,0,0,0)が一致

を前提としています。

なお逆変換は、

 t = \gamma×(t' + v×x')
 x = \gamma×(x' + v×t')
 y = y'
 z = z'

です。

f:id:Dr9000:20200927130206j:plain