昨日の記事で、直交座標から極座標への変換は、
(式1)
(式2)
(式3)
でした。
逆の変換は、
(式4)
(式5)
(式6)
でした。
ローレンツ変換の式を極座標で書いてみたいと思います。
ローレンツ変換の式は、直交座標では、
、 (式7)
(式8)
(式9)
でした。(なお系はz軸方向へ動いているとしました)
ここで、 です。
の変換は、式1から、
です。
この中の を計算します。
式7と式8を代入して、
式4、5、6を代入して、
で括り、を使います。
の式に戻します。
の変換は、式2から、
です。
の式の計算でほとんど求めました。
の変換は、式3から、
ですが、式7を代入して、
です。
最後に の変換は、式9から、
式6を代入して、
です。
まとめると、
となります。