柵(しがらみ)なき重力論

自由に重力論を展開します。

なぜむつかしい、相対性理論

アインシュタイン相対性理論はむつかしい。それは…。

 

(1)一般相対性理論はあまりにも一般的すぎる

特殊相対性理論の次に、球対称とか、一様とか、性質の良い時空間を扱う理論があってよかったのではないかな。

 

(2)道具立てがむつかしい

ときに、使用するツールがむつかしいです。「テンソル」、「共変・反変」、「縮約記法」…。

表記法もむつかしいです。論文の文字数を少なくするのには役立っていますが、初めて見ると「なんのこっちゃ?」と思います。高校までに習う数学で説明してほしいな。

 

(3)発想の転換がむつかしい

ニュートン力学は「物体がすべて同様に動くのは、それらに共通する性質があるから」という発想に基づいています。リンゴが落ちるのも、惑星の公転も、物体が共通に持つ性質(万有引力)で説明。

これを、「物体がすべて同様に動くのは、それらが入っている時空間の性質だ」という発想に転換しなければなりません。

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