逆2乗は重力の性質じゃない
ニュートン力学では、重力の強さは、距離の2乗に逆比例するとされています。
でもこれは、重力の性質ではなく、重力源の形と、周りの空間の形からくる性質。
重力源が点(計算上、質量が中心点にあるとできる球でも同じ)で、周りの空間が3次元なら、重力の強さは距離の2乗に逆比例します。
重力源が線(質量が中心点にあるとできる円筒でも同じ)で、周りの空間が3次元なら、重力の強さは距離に逆比例します。
重力源が面で、周りの空間が3次元なら、重力の強さは重力源からの距離によらず一定です。
重力源が点の場合に重力の強さが距離の2乗に逆比例するのが正しいとすると、線の場合と、面の場合は、積分で求まります。
(これらは、クーロン力でも同様ですね。)
加速するするロケットやエレベータで作られる重力は、重力源が面の場合に相当します。