柵(しがらみ)なき重力論

自由に重力論を展開します。

われわれは光(ひかり)で世界を見ている

光(ひかり)について、まず書きたいことは、われわれは光で世界を見ている(観測している、検知している)ということです。

われわれが見ているのは、世界そのものなのか、それとも光というフィルターがかかったものなのか。

例えば、われわれが空間を3次元、時間を1次元、合わせて時空を4次元として認識しているのは、光で世界を見ているせいではないのか。

ひかりは、空間的には3次元的な存在。進む方向、それに垂直な磁場が変化する方向、そしてそれらに垂直な電場が変化する方向。また時間的には1方向に進み、戻ることはない。

この時空がもっと多次元であっても、光がその方向には進まない性質を持っているのであれば、われわれはその次元があることを知ることはできません。

物理現象の対象物も、観測者である我々も、ほぼ、光としか相互作用しませんからね。(電子顕微鏡でものを見たとしても、その電子を見るのは、光でです)

いつか、光(電磁波)以外の何か、例えば重力波で世界を見ることができるようになれば、この世界は全く変わったものになるかもしれません。

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