柵(しがらみ)なき重力論

自由に重力論を展開します。

重力波とエーテル

2015年にLIGOとVirgoによって重力波が検出(発表は2016年)されて以来、重力波を検出したという報告が数件出ています。

重力波を検出する装置はレーザー干渉計です。

その装置の仕組みは、1887年のアルバート・マイケルソンとエドワード・モーリーによって行われた「マイケルソン・モーリーの実験」以降、エーテルを検出しようとする実験で使われてきた装置と同じです。
発明者・発案者の名前を冠してマイケルソン干渉計と呼ばれています。

重力波を検出する装置の大きさは3,000~4,000メートル、一方、エーテル検出に使われた装置は10~30メートルで、100倍の違いがあります。

もし、マイケルソンとモーリーが、そしてそれ以降に観測を行った各実験者が3,000メートル級の装置を使っていたなら、何らかの現象を検出し、それは「エーテル」の発見となったのではないでしょうか。(装置のスケールの違いだけでなく19世紀と21世紀では観測の精度やノイズの除去技術が違うでしょうから無理だったかもしれませんが)

重力波は空間の伸縮の伝播として検出されています。
これはエーテルを伝わる波ですね。
エーテルは空間そのものだったのです。

重力波の初検出は一般のニュースでも報道されるほどの話題となりましたが、同時に「エーテルを初検出」と騒いでほしかったものです。

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