柵(しがらみ)なき重力論

自由に重力論を展開します。

実験:磁気単極子をつくる(危険)

注意【重要】

この工作実験は狭い空間に磁気エネルギーを閉じ込めます。
既存の物理法則に反するものを作りますので非常に危険です。
実験を行う場合は、専門家の指導の下で行ってください。
どのような結果にも、当方は一切の責任を負いません。

 

用意するもの

・正方形の板状の磁石6枚:
鉄の壁などに磁気でくっつくフックに使われているあれです。
作成する単極子の磁力が弱くてよいなら100円均一ショップ等で売っている磁気テープでも良いです。正方形に切り取ってください。
強い磁力の単極子を作りたいのならネオジウム磁石(0.2テラぐらい)がおすすめです。加工がむつかしいので、もともと正方形(10mm×10mm×2mm)になっているものを購入するのがよいでしょう。

・サイコロ状の木材またはプラスチックなど:
上で用意する板状の磁石を6面に張り付けるので、磁石と大きさを合わせてください。(詳しくは下の工作の手順を参照)

・接着剤、接着テープ:接着力が強力なもの。

・方位磁石:単極子になっていることを確かめるのに使います。

・蓋のある鉄製の缶など:作った単極子を保管するケースです。

・工具:磁石を削ります。専用の工具を準備してください。

・実験室:専門家の指示に従ってください。

・ゴーグル、厚手の手袋、防護服など:専門家の指示に従ってください。

 

工作の手順

・ゴーグル、厚手の手袋、防護服などで完全防護し、実験室に材料を持って入ります。

実験室以外では実験を行わないでください。
ペースメーカ、入れ歯など、体内に金属がある方は、実験室に入らないようにして下さい。
余計なもの(高級腕時計とか)を持ち込むと磁化してしまう場合があります。

・板磁石の端を45度に削ります。

正方形の板状の磁石を張り合わせてサイコロを作りますので、辺が直角に合わさるよう、それぞれの板状の磁石の端を45度に削ります。
同じ極(SまたはN)が外側に来るように張り合わせますので、端を削る際には板の裏表に気を付けてください。
精度よく工作してください。隙間ができると磁力線が漏れます。

・サイコロ状に貼ります。

板状の磁石を立方体の面として張り合わせ、サイコロを作ります。
磁力の反発で工作がむつかしいので、サイコロ状の木材またはプラスチックを芯に使います。
板状の磁石を接着剤でサイコロ芯に貼ります。
はがれないよう、テープでぐるぐる巻きにします。

 ・単極子ができたことの確認

方角磁石を近づけて、サイコロのどの面も同じ極(SまたはN)になっていることを確認します。

 

それから:

・マクスウェルの方程式の \displaystyle \nabla \cdot {\boldsymbol {B}}=0
\displaystyle \nabla \cdot {\boldsymbol {B}}=\rho _{\mathrm {m} } に書き換えます。

・実験結果を論文発表するのは、さらに危険が伴います。専門家の指示に従ってください。

f:id:Dr9000:20200828185424j:plain