特殊相対性理論にかかわる計算をしていると、双曲線関数が頻繁に登場します。
昨日の につづき、、 の使われ方を見てみましょう。
(1) の をはずす
が出てきたら、 と置きます。
ですから、 です。
ということで、 がはずれました。
(2) の逆数は
を と考えて、分子・分母に を掛けます。
となりますので、 の逆数は です。
なぜこうなるかというと、 と置くと、
です。
、 の指数関数による定義は、
ですので、 は、
となります。
一方、 は、同じようにして、
となります。
つまり、 の逆数は、 です。
もとの の逆数も です。