柵(しがらみ)なき重力論

自由に重力論を展開します。

重力は幻想? 相互作用?

一般相対性理論に従うなら、重力は、時空間の曲率の変化がもたらすもの。
加速度運動や自由落下で、生み出したり、消したり、できる。
したがって、重力とは、見かけの力(または幻想)である、ということに、大半の物理学者は異論がないように思えます。

にもかかわらず、物理学者は、自然界には、①強い力(相互作用)、②電磁力、③弱い力、④重力という四つの力(基本相互作用)があると考え、しかも、この四つの力を統一しようとしているのですね。
ということは、 重力とは、見かけの力ではなく、実際にある相互作用と考えているのでしょうか。
不思議ですね。

弱い相互作用と電磁相互作用とを統一的に記述する理論はほぼ確かで、これと強い相互作用を統一する理論もあるとか。これに重力を統一する理論は、まだ実現は遠いとか。

 

一般相対性理論(重力)を5次元時空で考えると、重力に加えて電磁気力(ゲージ場)が現れ、これによって重力と電磁力が統一される、ということを聞いたことがあります。
ただ、その理論は、忘れ去られてしまったかのように、あまりお目にかかることはありません。

 

重力は幻想なのか、リアルなのか。
知りたいところです。

f:id:Dr9000:20200509143815j:plain