4次元を考えるって、むつかしいですよね。
特に、図に描くことは、ほぼ無理です。
頭の中で想像してみましょう。
ミンコフスキー空間の説明に、よく「光円錐」の図が出てきます。
図では、この円錐は3次元に見えますが、実は4次元の円錐です。
どうすれば、4次元の円錐が想像できるでしょうか。
点光源から光が発振されることを考えます。同心の球面が広がっていきます。
その中で、一番小さな球、光源から出たばかりの、ほとんど点の球を引っ張ります。
すると、それに続いて少しづつ大きい球が順に引っ張られて、円錐ができます。
これが4次元円錐、「光円錐」の姿です。